卒業生の紹介 バックナンバー・2012|熊本歯科衛生士専門学院 同窓会 あいりす会
卒業生の紹介 バックナンバー・2016

卒業生へ。名前、住所、メールアドレスを変更する際にはご連絡をお願いします。手続きはこちら。

表彰者のご紹介


卒業生の紹介
バックナンバー

バックナンバー・2018年

バックナンバー・2016年

バックナンバー・2014年

バックナンバー・2012年


卒業生の紹介
トップへもどる

卒業生の紹介 バックナンバー・2016

2016年に掲載した卒業生の紹介です
歯科衛生士として大活躍中の卒業生達をご紹介します!

3期生 森本 眞由美 Morimoto Mayumi

3期生 森本 眞由美  私が学院を卒業し、半世紀が過ぎました。歯科衛生士として仕事に携わったのは 20年間。それも 30年も前の事・・・現在は、民生児童委員をさせて頂き、子供達や高齢者の方(そういう私も独居老人)への声掛け、見守り、子育てネットワーク、自主防災クラブ、老人会のサロン等々、少しでも地域の皆様のお役に立つ事で、私自身の生活にも張り合いができ、毎日忙しく過ごしています。
 地域の方々との繋がり、絆を大切にして、これからもボランティアやジム、登山(山ガール?)、旅行にとパワフルに残りの人生を謳歌したいと思います。

16期生 西日本病院 歯科室勤務 中嶋 真弓 Nakashima Mayumi

16期生 西日本病院 歯科室勤務 中嶋 真弓  私は 28年ぶりに昨年秋、歯科衛生士として復職しました。まずは、長いブランクがある私を採用してくださった西日本病院、先生に深く感謝申し上げます。
 私は卒業後 6年 2ヶ月、歯科医院に勤めました。結婚、妊娠で退職し、子育て中も歯科衛生士研修会等に参加し、復職の機会を探していました。しかし、平成 6年の引っ越しを機に、近所の縁あった会社に事務として勤務。「ブランクは長いし、歯科衛生士の復職は無理だろう。」と半ば諦めていました。昨年春、その会社を体調不良で退職。休養しながらハローワークの就職支援の研修を受け、新しい資格等を取りました。50代での勉強はとても大変でした。しかし、一方で歯科衛生士の資格の大きさを自覚し、出来ることならもう一度歯科衛生士として働きたいと、強く思うようになりました。体調も戻りました。念ずれば通ず。有難い事に、現在に至っています。
 今は、歯科衛生士として働いている事自体に、日々感謝し、感動しながら仕事をしています。新しい歯科器材、歯科機器に戸惑いながら、なんとか昔の勘も取り戻しつつ、今日まで来ました。歯科外来の仕事がメインですが、週 2回の病棟訪問、同グループの病院往診なども先生に同行しています。歯科衛生士は 2人ですが、1人はまだ育休中なので、今は私 1人です。病院内の歯科ですから、一般歯科医院とは異なる事も多いです。もちろん様々な勉強は欠かせません。復職と同時に入会した歯科衛生士会のおかげで、数多くの研修会情報を知り、参加しています。また、勉強熱心な先生からの情報もあり、摂食嚥下や誤嚥性肺炎など、患者さんの全身状態を知る勉強会等にも積極的に参加しています。また、病院や先生のご理解のお陰で、訪問歯科や口腔ケアの施設見学にも行きました。まだまだ修行、勉強の身です。
 復職して感じることですが、高齢化が急速に進む現状で、歯科衛生士の役割や期待は、とても大きいものがあります。歯科衛生士の資格は自分で思う以上に、社会から求められています。以前の私の様に「ブランクが長いし、復職する自信が無い。」と思う仲間は多いと思います。でも、『何歳になっても、諦めず、挫けず、やる気さえあれば、資格は活かせる、大丈夫!』と言いたいです。また、子育てや他の仕事を経験しているからこその気付きはあり、今までの経験は歯科衛生士として仕事をする上で、かなり役立っています。
 今回この原稿をお受けした理由も、皆さんにこんな卒業生がいることを知って欲しかったからです。
 50代で歯科衛生士に復職した私は、これからの方が大変だと思います。きっと大きな壁に何度も当たるでしょう。しかし、復職時の大きな喜び、歯科衛生士の資格への感謝は生涯、消える事はありません。これからも、職場や周りの方々、家族への感謝を忘れず、体調に気をつけながら、出来る限り、歯科衛生士の仕事をしていきたいと思っています。

39期生 子飼歯科医院勤務 久保田 望 Kubota Nozomi

39期生 子飼歯科医院勤務 久保田 望 子飼歯科医院に勤めて今年で 13年目になります。
入職当初は自分の技術力の低さ、患者様とのコミュニケーションのとり方が分からず、悩んだ時期もありましたが今では患者様の笑顔に支えられ毎日の診療を行っています。
13年の間に 2人の子どもの母になり、育児と仕事の両立は大変ではありますが充実した毎日を過ごしています。
職場には自分を支えてくれる院長、スタッフ、家庭には家族がいて自分1人ではなくたくさんの協力があることを日々感じています。
また母親になったことで小児や母親、妊婦の指導では自分の経験を交えた指導も出来るようになり、とてもいい経験をしていると実感しています。
これからも患者様の緊張や不安を取りのぞき、安心して診察を受けて頂けるようコミュニケーションを大切にし、私も初心を忘れず日々努力していきます。

39期生 小嶋 裕代 Kojima Hiroyo

39期生 小嶋 裕代 専門学校を卒業後、歯科衛生士として働き始めました。
最初は臨床実習を経験したとはいえ、社会人として働くという責任もあり、何もかもが初めてに感じ、戸惑う事がたくさんありました。
そんな私を院長先生をはじめ、スタッフの方々から一から教えていただきました。
負けず嫌いな一面もあり、皆さんの期待に早く応えたい、私も先輩達のようになりたい、そして何よりひとりでも多くの患者様のお役に立ちたいという思いが強くなりました。
周りの方から支えられながら一日一日を大切にし、歯科治療だけでなく、患者様とのコミュニケーションのとり方など色々学びました。
13年目とはいえ、未だ苦手な分野もあるので、それを少しでも克服できるよう課題になっています。
歯科衛生士とは、歯周治療、予防医療を通して患者様が素敵な笑顔、健康な歯で豊かな人生を送っていただけるよう、少しでもプラスになるよう歯のケアのお手伝いをする職業だと思います。
患者様の口腔内の回復、維持できるよう人間性、知識、技術の3つのバランスを大切にし、安心して通っていただける予防治療を心掛けています。

☆今回の震災で閉院予定なので、勤務先の歯科医院名は書きません。

45期生 井上歯科医院勤務 竹上 幸恵 Takegami Sachie

45期生 井上歯科医院勤務 竹上 幸恵 私が井上歯科医院に勤務して 4年目になります。これまで勤め続けることが出来たのは、職場の院長先生をはじめとするスタッフの方々の支え、家族の協力があったからだと思います。
私は学院を卒業後すぐに家庭に入った為、歯科から離れていた期間が 1年程ありました。仕事に就こうと考えたとき、いずれは歯科衛生士として働きたいと思っていた私は迷わず歯科衛生士の求人を探しました。ハローワークや学院の先生に相談し、今の職場を学院より紹介していただきました。このとき子どもは 1歳にも満たずー番病気しやすい年齢で、さらに私自身が卒業して歯科から離れていた期間が 1年あるだけでなく、社会人・歯科衛生士としても全くの初心者でした。こんなリスクのある私を温かく受け入れてもらったのが井上歯科医院でした。
勤めた当初は、ただ気持ちだけで頑張ります!と意気込んでいた私でしたが現実はそう甘くはなく・・・仕事、子育て、家庭、この 3つをこなすことは私にとってとても難しいことでした。仕事では患者様とお話しすることさえ上手く出来ず、自分のコミュニケーション力のなさ、気配りのなさに愕然としたのを今でも覚えています。子育てや家庭においても、実家に頼り過ぎ母に負担をかけたり、疲れて家事が疎かになることもありました。私の周りへの配慮が足りないばかりに特に母や夫へは多くの不満を与えてしまっていたと感じています。
仕事をしていく上で患者様や仲間の配慮はもちろんのこと、家族への配慮が大切だと教えてくれたのは院長先生です。院長先生は同じ女性で仕事をしながら 5人の子どもを育ててこられました。その経験から本当にいつも親身になって相談に乗っていただいています。ときには厳しく怒られることもあり涙することもありましたが、根気強く1つ1つ丁寧に教えて育ててくれていることに感謝しています。院長先生、先輩方に歯科のことだけでなく、社会人として人として大切なことをたくさん学ばせていただいていると日々感じています。

今は歯周治療、訪問診療などに携わらせていただき、歯科の重要性を強く感じています。私はまだまだ歯科衛生士としても人としても未熟ではありますが、1人でも多くの方に歯や口の機能の大切さを伝え、知っていただき、いつまでも健康に生活していただけるようサポート出来たらと思います。今後もたくさんの方々への感謝を忘れず仕事、子育て、家庭のバランスを保ちながらも自分自身成長できるよう 1日 1日を大切にしていきたいと思います。