卒業生の紹介 バックナンバー・2012|熊本歯科衛生士専門学院 同窓会 あいりす会
卒業生の紹介 バックナンバー・2012

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卒業生の紹介 バックナンバー・2014

2014年に掲載した卒業生の紹介です
歯科衛生士として大活躍中の卒業生達をご紹介します!

11期生 Y.H. Y.H.

11期生 Y.H.  前回まで、同窓会役員をさせて頂きました。大先輩をはじめ、歯科衛生士の現場の方々や代議員さんと、会議や総会、懇親会、熊歯衛祭等の活動を行う中で、 “歯科衛生士”という職業のいろんな分野で御活躍の方々を知ることもでき、感動しています。  私は、熊本歯科衛生士専門学院卒業後、4年程歯科医院に勤務しました。その後行政の立場で保健所に16年務め、公衆衛生活動を現場で行ってまいりました。妊婦さんから乳幼児、一般の方や高齢者の方々への指導、ねたきり者の方への訪問事業なども今は懐かしい思い出です。日々の事業はめまぐるしい程でしたが、多くの勉強もしました。  20年前(平成6年)に病気から仕事を退職。静養し、今では健康を取り戻しています。退職して数年後に以前勤務していた歯科医院のT先生から、夏休みや産休の方の代理を頼まれ、久々に歯科衛生士として働き、印象材やセメント練和もブローチでの綿栓巻きももちろんできました!また、歯の衛生週間(現在は健康週間)の時期になると、保健センター管轄の保育園や幼稚園での歯垢染色とブラッシング指導、就学前の児童へは、「永久歯のむし歯予防」を生活習慣や間食の話も紙芝居という形で、約10年位、保健師さんと共に回りました。“歯科衛生士”の免許のおかげですね。  その頃、趣味で続けていた 「 いけばな 」での役員にもなり、また忙しくなりました。幹部研修(いけばなの勉強)や花展・講習会の手伝い、研究会(テスト)の開催など、組織の中でお手伝いしながら、私自身も「 いけばな教室 」 を始めました。 近所の方や仕事帰りの方、子供教室や老人会等いろんな出会いがあります。クリスマスのお花、お正月花、結婚の方のブーケも作ります。両親の介護を機に今は、役員はしていませんが、自宅での稽古と、老健施設でのデイケアや入所の方にもいけばなを教えながら、自分も多くを学んでいます。他にも指導手伝いもあり 「お花」 が生活の一部になりました。
 歯科衛生士であることは、一生誇りに思います。自分や周りの方へも配慮を忘れず、健康な白い歯で人生を全うしたいです。
 これからも、同窓会の皆様方の御活躍と御発展をこころからお祈り申し上げます。

18期生  熊本回生会病院 歯科室 宮﨑 弥生 Yayoi Miyazaki

18期生  熊本回生会病院 歯科室 宮﨑 弥生  回復期リハビリ病院に勤務して30年が経ちました。患者様の中には親子4世代のお付き合いという方もいらっしゃいます。
急性期からの入院患者様に関しては、転院当初から口腔ケアや口腔リハビリ、治療にと関わっています。入職当時は、なかなか他職種との連携がうまくいかず、歯科が孤立しているのではないかと悩んだ時期がありました。
しかし、誤嚥性肺炎予防の為の口腔ケアを積極的に行なう事により、連携がスムーズにいくようになりました。加えて他職種からのアドバイスや励ましなどのおかげで、歯科衛生士の活躍していく場が広がっていくのを感じて行くようになりました。 このように長く歯科衛生士を続けてこられたのは、たくさんの病院スタッフや家族の支えがあったからです。
その中でも一番の支えは「あた達のお陰で毎日美味しくご飯が食べられる」と言ってくださる患者様の有り難いお言葉でした。
これからも支えて頂いている方々に感謝しつつ「生涯日々学習」を目標にして、仕事を元気に続けていきたいと思っています。

28期生 白石 愛 Ai Shiraishi

28期生 白石 愛  私が歯科衛生士を目指したきっかけは幼い頃の歯科治療でした。
「よくがんばったね」。そう褒められたことが嬉しくて通院が楽しみだったことを今でも覚えています。そのことが脳裏に焼き付いていたのか「将来の夢」のなかにずっと「歯科衛生士」という職種の存在があり、熊本歯科衛生士専門学院への入学を選択しました。授業や実習は厳しくもありましたがとても充実しており、学院で学んだ知識や苦楽を共にした仲間は、今でも人生の糧となっています。
私は卒後、病院や訪問診療などでたくさんの患者さんと接した経験から「食べることの大切さ、尊さ」を強く痛感しました。『口から食べること=栄養摂取』は生命活動に直結しています。世界で初めて突入した超高齢化社会の中では、若いうちからの齲蝕、歯周病治療、早期治療はもちろんの事、笑って、美味しいものをたくさん食べて、心身ともにいつまでも元気でいれる口!を護っていく事の大切さを日々感じながら、仕事をしています。現在はリハビリテーション病院に勤務していますが、元気にリハビリを受けて社会生活に復帰していくために欠かせない、「食べて元気に!」という「リハビリテーション栄養」の考え方の重要性を強く感じています。

リハビリテーション病院では歯科衛生士ができること、しなくてはならないことがたくさんあることに気付かされ、衝撃を受けました。また、口腔内の診療にとどまらず、全身をトータルで診るスキルを身に付けることでケアの幅が格段に広がることも実感しました。そこで一発奮起して、2013年に日本静脈経腸栄養学会認定の「NST専門療法士」を取得しました。NST専門療法士には臨床栄養と栄養サポートチームの専門的知識を有することが求められます。この資格を取得したのは九州の歯科衛生士では第1号となりました。学院を卒業して20年経ちましたが、まだまだやるべきこと、やらなくてはならないことがたくさんあり、たくさんの様々な職種の優秀なスタッフに囲まれて、日々わくわくしながら勉強中です。
これからの社会、高齢者医療は多職種でのチーム医療が基盤となりつつあります。その中でも歯科衛生士という「口腔のプロ」のプレゼンスが高まっていることを実感しています。患者さんの笑顔のためにこれからも頑張っていこうと思います。

35期生 医療法人社団 木村歯科クリニック勤務 後藤 純子 Junko Goto

35期生 医療法人社団 木村歯科クリニック勤務 後藤 純子  熊本歯科衛生士専門学院を卒業後、今の職場にずっと勤務しています。入社当初は、辞めたいと多々思っていましたが、勉強熱心な院長のもと、先輩や後輩にも恵まれ、患者様の笑顔に元気をもらい気づけば歯科衛生士歴14年となっています。毎日の診療の中で患者様からうれしくなるお言葉をたくさん頂き、患者様から成長させてもらっているんだなと実感し、やりがいを感じています。
 また最近は、趣味のマラソンのことを知って、患者様から走ることも応援してもらっています。マラソンやラン仲間を通して仕事に役立つこともありますし、ストレス発散にもなり、気分をリフレッシュさせながら、仕事に取り組めています。
 これからも、患者様の笑顔がたくさん見られるように、レベルアップ目指して頑張っていきます。

43期生 河野歯科医院 勤務 伊豆野 まりこ Mariko Izuno

43期生 河野歯科医院 勤務 伊豆野 まりこ  私が河野歯科医院に勤務して今年で7年目になります。
患者さんにもやっと顔を覚えてもらえるようになりました。地域に密着した歯科医院なので長く来院してくださっている方も多く、患者さんとお話しすることも私の楽しみになっています。
私が当院に就職し、初めに院長から教わったのがブラッシングに関する指導でした。
当院の患者さんのほとんどが歯周病を患っている方ばかりです。ブラッシング指導をすると頑張ってしてくれる方もいれば、なかなか結果が出ない方もいます。健康な口内環境を保つ為に毎日のブラッシングの大切さを患者さんに理解していただき、いかにモチベーションを維持していくかが今でも課題になっています。
私も食べることが大好きなので、食事が美味しく食べられるようになったと患者さんに喜んでいただけると嬉しく思います。
歯科衛生士として私が出来ることは限られていますが、患者さんが美味しく食事ができる手助けが出来きるように頑張っていきたいです。